松阪市の人口がついに16万人を切る。

平成27年以来の国勢調査結果が出ました。
163,863人だった松阪市の人口はついに16万人台を切り、159,231人となっています。社会人口問題研究所が発表しているデータとニアイコールの結果となっており、人口減少は止められない状況であることが伺えます。また、世帯数は約1500世帯の増となっており、65,540世帯となっています。

他の市町を見ると、のきなみ人口は減少している自治体ばかりです。県全体では約44,000人の減少となったことから、その約1割が松阪で起きていると言えます。

そんな中、人口を増やしている自治体が県内で4つありました。「菰野町・東員町・朝日町・川越町」
いづれも北勢地域で四日市市街地や愛知県ヘアクセスがしやすく、工場も多い地域であることから、仕事との密接性が予想できます。

松阪市には工場を建てられる土地がほぼありません。それを造成していくところから始めなければいけない状況です。今年度、そういった関係の予算は上がっていますが、検討する段階のもので今年度中に造成の着工とはならなさそうです。

移住という言葉に流行り感を覚える昨今ですが、堅実に市内出身者に戻ってもらうための政策にもっと力を入れていくべきだと考えます。