今年、最後の一般質問。
テーマは2つ。
ひとつは「飯南産業文化センター」について。文化振興施設であったものが、地域振興施設に令和3年度から変わります。
それに伴い、どんな変化が起こるのかを質問しました。
もうひとつは「豪商のまち店舗改装費補助金」について。新型コロナウィルスの影響で、資金的な体力は減ってきています。それでも、前を向いて商売を盛り上げようとするお店の支援をするには、現状の制度では少し厳しいのではないか?という意見と代替え案を提案しました。
最初の「飯南産業文化センター」については、来年2月には新年度予算議会が始まるので、今議会では考え方だけを聞きました。
いただいた答弁としては、このような内容でした↓
「旧飯南町時代から、地域と行政が協働してホー ルを活用して地域を盛り上げようという取組みがあって、飯南産業文化センターにはそういった土壌もあるので、文化・芸術活動、公民館活動などの拠点だけでは なく、
行政と地域が協働する、地域づくりの拠点としていく。交流の推進であったり、人材の育成であったり、地域振興、そういうふうなことで地域の活性化に結び付けていく地域づくりの拠点を目指していきたいと考えている。 それから、地域の方、活用にも加わっていただいていますので、そういった方々とも意 見を交わしながら、今後どうしていくかというところもしっかり話を進めていきたい」
まとめると、文化振興の拠点の意味合いが強かったのだが、地域振興の拠点として活用していくという方向性が示されました。
大切な発言です。そのために、人を育てながら、交流を行いながら、地域を高めていくということです。
じゃぁ、具体的にどんな事業を行っていくのか??それは新年度予算議会のお楽しみとなりました。
もうひとつの「豪商のまち店舗改装費補助金」です。
こちらは、補助率が現状3分の1‥つまりは60万円の工事なら20万円の補助ですが、この補助率を上げて欲しいということ。
それと、最低工事額が30万円以上‥これはこのまま総工事額が30万円以上のものでないと補助金は出ないですといった条件なんですが、工事額を今の経済状況に合わせて下げて欲しいという提案を行いました。
市長からは前向きな答弁をいただいたので、この通りになるかは別としても、経済政策として新たな制度設計をしたものが新年度議会には出てきそうな匂いがしました。
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