9月11日というと、アメリカ・ニューヨークで起きた同時多発テロ事件を思い出す方も多いかもしれません。
私は2001年9月11日、ニューヨークからさほど遠くないカナダ・モントリオールに居ました。留学先の大学に朝行くと、ロビーで学生みんながテレビに釘付けとなっていて何事かと画面を見たら、その後何回も繰り返し放送された映像が流れていました。みんな感情の表現云々よりも、茫然とテレビの画面を眺めるしかない状況でした。また、モントリオールも人種の坩堝と評される街で、授業後に街中では多くの軍隊の人たちが見受けられたのは当時は知る由もなかったのですが、「モントリオールも、もしかしたら‥」を警戒したものだったのかもしれません。19年経っても、毎年「9.11」は色あせることなく私のなかに残っています。
さて、2020年の9月11日は日本・松阪市にいた私は議員として「中山間地域の振興」について行政に質問をさせていただきました。
要旨はシンプルなものです。飯南・飯高と中山間地域にここ3~4年、人もお金もたくさん割いて頂いているので、どんな将来像を目指すのか、そのために行政として何を具体的にしていくのかをまとめて計画的なものを策定して欲しいという要望が1点と、
もう1点は、振興局で観光の業務をするよりも、本庁に観光交流課があって、そこから情報発信や、目的地までの導線をいかに引くかという戦略の策定と実施がより効率・効果的にできるのではないか?という提案をしました。
思ったような答弁をこの1回で得られるとも思ってはいませんし、結果として得られませんでしたが、そういったことも考えてもらえるキッカケになればと思っています。
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