9月の頭から行われた平成30年度の決算議会が終わり、令和元年度の補正予算議会が始まっています。
毎議会、一般質問をする機会もあり、今回は3番目の登壇となりました。2つの質問を行いましたが、その1つとして「交通事故対策」に関する質問を行いました。
私が住まう大河内地区には農道の真ん中を突っ切るように757号線辻原西町線という県道が走っています。この県道では限られた交差点で事故が多く、一番多い交差点では過去5年で9件の事故が発生しています。いづれも死亡事故にはなっていませんが、スピードが出やすい所なので車の破損具合は大きいものがあります。
それに対し、地元自治会は事故を減らすべく道にカラーリングしたり、警告掲示板を設置したり、視界がよくなるように木々を伐採したりと、あらゆる手を打って事故防止を行っていますが事故は減りません。
そこで、今回の一般質問では、その当該事故箇所について、事故発生理由のひとつに「コリジョンコース現象」があるのではないか、と話をしたうえで対策案を提案いたしました。
この「コリジョンコース現象」というのは、見通しの良い信号機のない交差点で起きる現象で、直角に同じスピードで進んできた場合、お互いの車が止まって見えてしまう現象です。それ故に、車の発見が遅れ、事故に繋がってしまうというものです。
対策としては、栃木県下野市の事例を参考に、道路わきにポールを設置することで人が持つ視認性を高めるという効果が見込まれる提案をしました。下野市へのヒアリングによると平成28年・29年と同じような交差点で死亡事故が続き、対策に頭を悩まし、栃木県警からの提案で行った対策ということでした。平成30年の末に実施し始め、今のところ事故は起きていないということです。
松阪市では今年度は、死亡事故が現状13名と例年より多く、非常事態宣言も出ています。
パトロールしていただいている警察の車もよく見かけます。事故は人のミスによるものが大きく起因します。
みなさまも運転にはくれぐれもお気を付けください。
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