祖父が３年前に他界してから、祖母の老化のスピードが速まったように感じています。

祖父がいた頃は、身の回りの世話のために一日中、いっしょにいました。祖父は週に２回～３回、町内にあるデイサービスに通い、その時間が祖母にとっては自由になるため、草木の水やりや睡眠不足を補っていました。

祖父が亡くなり、祖母はひとりになりました。私や父・母もいますが、家業もあるため祖母は時間の多くをひとりで今も過ごしています。年齢柄、仕方ないのですが耳が遠くなり会話がままならないようになってるなと感じ始めてから認知症が進みました。最初はそれでも物忘れ程度でしたが、気づくと同じことを何回も言ったり、確認したり…
まだ家族の名前や年齢など基本的なことは覚えていますが、調子に波があります。普段はなんてこともないのですが、いつ調子を落とすのかもわかりません。調子を落とすと、機嫌は悪くなりやすいし、不思議な行動を繰り返します。足腰の弱りを自覚しているので進んで散歩にも出かけます。

そんな時に、市役所のチラシが目にまりました。認知症のひとが賠償責任を負わされるようなことがあっても保険でカバーできるようになるとのこと。申請は必要ですが、一定の条件さえクリアしていれば無料でこの保険に加入できます。

詳細は松阪市のHPでご確認ください　↓

https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/koureisya-wel/kojinnbaisyouhoken.html

もし家暮らしの認知症の方がいらっしゃったら、是非ともこの制度を活用していただきたいと思います。

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